差し金入門
差し金について、初心者でも理解しやすいように説明します。差し金は、木材などの材料を測定し、直角や特定の角度を墨付けするための工具です

差し金って何?
差し金、またはマーキングゲージは、木工プロジェクトで正確な測定とマーキングを行うための基本ツールです。この便利な道具を使うことで、初心者でもプロのような正確な作業が可能になります。本記事では、差し金の基本、選び方、使い方、およびメンテナンス方法を初心者にもわかりやすく解説します。

差し金とは?
差し金は、木材などの表面に直線を引くためのツールで、一定の幅を保ちながらマーキングを行います。主に木工で使用され、ジョイントのマーキングや、切断や彫刻をする前の準備作業に役立ちます。精密な作業が求められるため、差し金の使用は木工の質を大きく左右します。
差し金の選び方
差し金を選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう:
- タイプ: 差し金には、一般的なストレートタイプや、曲線を描くためのコンパスタイプなど、様々な種類があります。プロジェクトのニーズに合わせて選んでください。
- 素材: 木製、プラスチック製、金属製など、様々な素材があります。耐久性と使いやすさから、自分に合った素材を選びましょう。
- サイズ: 使用する材料の大きさに合わせて、適切なサイズの差し金を選ぶことが重要です。
差し金はメーカーや種類によって多様ですが、品質と耐久性が高く、一般に使用されるサイズは50×25cmが推奨されます。
目盛りについては、片面センチ、片面尺、両面尺、両面センチなどさまざまのものが販売されていますが、両面センチのものを、選びましょう。
差し金の使い方
差し金の正しい使い方をマスターすることで、作業の精度を格段に向上させることができます:
- 設定: 使用する材料の厚みに合わせて、差し金の幅を調整します。
- 固定: 材料をしっかりと固定し、動かないようにします。
- マーキング: 差し金を材料の端に沿わせ、均等な圧力をかけながら、ゆっくりと材料に沿って動かします。これにより、一定の幅で直線が引けます。
水平器の項でも記事にしましたが、建物、家具いずれも、水平と、垂直は基本です、すなわち角が直角か、ということです
これがそうでないと後の仕事が大変なことになります
例えば建物が水平、垂直になっていないと建具を吊るにしても、作り付けの家具を設置するにしても、ピッタリと納まらなくなるという事です。
実際には数ミリから数センチくるっている事が殆どなので、「逃げ」というものを見て施工【納める】するのですが
差し金を使ったプロジェクトアイデア
- 棚板のマーキング: 棚板のジョイント部分に正確なマーキングを行い、精密な切断や組み立てを行います。
- 箱作り: 箱の組み立てに必要な部品を正確にマーキングし、ジョイントを正確に仕上げます。
例えば、左右が壁の場所いっぱいに、家具をつけたい場合、家具の幅を、20~40㎜程度小さく作って、隙間に棒状の見切りを差し込んで家具を収める方法もあります。
ほとんどの場合、床、壁、天井は多少なり(数ミリですがね)とも曲がっているのが当たり前だと考えたほうがいいでしょう。

この見切り材を、フィラーといいます。この場合ですと、天井と両壁際にフィラーを鉋で削り合わせてボンドをつけて差し込んで固定してあります。
隙間を開けたくないときにこういう納め方をします。プロのテクニックです😁
差し金のメンテナンス
差し金を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが必要です。
曲がりやすいので気を付けっましょう。
- 清掃: 使用後は、差し金をきれいに拭いて、木屑や汚れを取り除きます。
- 保管: 湿気の少ない場所に保管し、直射日光を避けます。これにより、差し金の素材が劣化するのを防ぎます。
- 点検: 定期的に差し金の状態をチェックし、必要に応じて調整や修理を行います。
まとめ
差し金は、木工プロジェクトの正確さを大きく左右する基本的なツールです。正しい選択、使用法、そしてメンテナンスによって、作業の質を向上させることができます。このガイドが差し金の使い方を理解し、DIYプロジェクトに活かすための一助となれば幸いです。
最後にもう一度、直角は物づくり【【家具づくり】の基本中の基本です


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